米油はお米を精米したときにできる米ぬかを栄養分を残したまま、油分のみを抽出して作られたオイルです。お米全体の栄養成分の比率は、胚芽66%、糠29%です。精米してしまうとその95%の栄養成分が無くなってしまいます。
そんな栄養成分の多い胚芽や糠からできるライスブランオイルは食物繊維、ビタミンやミネラル等多くの栄養素含まれており、テレビや雑誌などでもしばしば紹介されるようになりました。最近では、胚芽や糠の成分分析が行なわれ、他にも多くの栄養成分が見つかっています。
オイルを構成している脂肪酸はオレイン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、リノール酸からなり、酸化速度が遅いのが特徴です。
それには安定性に寄与しているα-トコフェロール、γーオリザノールやトコトリエノール、フィチン酸、フェルラ酸、ライスステロール、ライススクワラン、植物性セラミド、GAB等の成分など、肌への有用成分が多く含まれています。最近の研究で米ぬかにセラミドがとても多く含まれている事が分かりました。
しかし、セラミドはストレスに弱く、セラミドの量が少なくなると乾燥肌やうるおい不足をまねいてしまうと言われています。
そこで注目されているのが、ライスブランオイルに多く含まれる天然のセラミド成分です。
ライスブランオイルは、スキンケア・マッサージオイル・湯船のお湯にたらせば保湿・髪のケアにも使用ができる万能美容オイルです。