【ミディアムボディ】【フルーティー】サンナーダ自然派ワイン（赤ワイン）ジュゼッペ・セディレズ（750ml） 純正早割

カンノナウという名称はサルデーニャで主に使われるが、フランスのグルナッシュやスペインのガルナッチャと同一品種である。
中世に地中海沿岸を支配していたアラゴン王国発祥と言われ、まずフランスへ渡りそれから世界に広がったとされてきた。
しかしここ近年、この偉大なぶどうのグルナッシュがサルデーニャ原産であるという証拠が見つかったというイタリア人研究者の学説がいる。
その真相については未だ議論の的である。

グルナッシュ（カンノナウ）は高温や乾燥に強く、世界的に栽培されており、フランスやスペイン、オーストラリアで多く栽培されています。
しかし、グルナッシュ（カンノナウ）は単体でワインになることは少なく、ブレンドされることがほとんどです。
この、サルデーニャ島では気候が向き、良いグルナッシュ（カンノナウ）ができ、単体でも楽しめるワインが生産されています。

また、古代ギリシャから続く伝統的な仕立ての方法の「アルベレッロ仕立て」を採用。
支柱やワイヤーを用いずに、ブドウの樹を1本1本独立して栽培します。
幹を低く剪定することにより、プーリアのような雨が少なく気温が高い地域でも水分を樹全体に行き渡らせることができ、自由に伸びた枝葉のおかげで激しい太陽光による日焼けからブドウが守られ、収量が自然と制限されるというこの地に適した栽培方法なのです。
多くの生産者は収量が減るこの仕立方法を敬遠しますが、ジュゼッペ・セディレズのブドウ造りへのこだわりがあらわれています。

フルーツ、少し花のアロマに、スパイスのアロマが加わる。
味わいは、ボディがしっかりしており、タンニン、新鮮さのバランスが良く、余韻が長く続く。

サルデーニャ島中部バルバッジャ地方、仮面際で有名なマモイアダに位置する家族経営の小さな蔵元。35年前、ジュゼッペとグラツィアが最初の1ヘクタールを購入、現在は彼らの3兄弟、アントニエッタ、フランチェスコ、サルヴァトーレとその家族と共に運営している。

創業以来、バルクワインのみ製造・販売を行っていたが、2000年、息子らがワイン造りに加わると同時にボトリングをスタート、彼ら自身のワインとして製造・販売を始めた。現在、マモイアダのムルッツォーネ、グラヌネーレの2つのエリアに有する畑は15ヘクタールに渡る。わずかに粘土及び腐植土を含む真砂土壌のこれらの畑ではアルベレッロ方式を採用、樹齢50年以上・100年以上の古木（全体の約1/3）も植えられており、主としてカンノナウを栽培、5%のみ土着品種であるグラナッツァを栽培している。丘陵面に位置する畑では伝統的な牛耕も行っており、農薬等は用いず微量の銅剤・硫黄剤のみを使用している。

醸造においてはステンレスとオーク両方の発酵槽を用いるが、酵母添加は行わない。ペルダ・ピンタとカルネヴァーレを除き、熟成には大樽を用いる。フィルタリングも行われず、SO2の添加はわずかな量（赤ワインで最大で50mg/l）のみ行われる。

「ワイン造りにおいてはブドウ栽培が最も重要。同じ品種を用いても様々なスタイルの良質なワインが造られるが、昔から慣れ親しんでいる自分達らしいスタイルのワイン造りに努めたい」とフランチェスコ・セディレズ氏は語る。

【】
サンナーダ(NV)
Giuseppe Sedilesu【ジュゼッペ・セディレズ】
（赤ワイン・ミディアムボディ）　（750ml）
生産者：ジュゼッペ・セディレズ　Giuseppe Sedilesu
生産地：サルデーニャ　マモイアダ
ブドウ品種：カンノナウ・ディ・マモイアダ100％
土壌・畑：海抜650m
　　　　　粘土混じりの真砂土壌
　　　　　アルベレッロ方式
　　　　　樹齢3- 15年
醸造：ソフトプレス
　　　天然酵母による発酵
　　　マセレーション（12-15日間）
　　　ノンフィルター
醸造：大樽（5，000ltr、12ヶ月）　瓶内（3ヶ月）

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※1個口はフルボトル750ml で12本程度になります。
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